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昨日は一日、松の木の剪定のお仕事でした。とても立派な松を三本剪定したなんですが、びっくりしたことがありました。
足長バチがこの暖かさからなのか、まだ活発に行動しています。
植木屋をしているとハチに出くわす事が多く、刺されることもあります。
足長バチの巣の位置から、災害が有りそな年なのか予想してみたりします。虫の便りってやつなんですかね。
西日本豪雨が有った年の岡山県は、ハチの巣が木の上など地上からかなり高い位置に多かったです。それに比べて今年は低木の中や、地被類の中など下に沢山ありました。
そんなことも考えてみるととても楽しいですよね。
しかし、刺されると激痛なので駆除はなるべく業者にお願いするようにしましょう。
さて今回は、トゲのある植物のご紹介です。
意外に皆さんが知らないのがこのトゲのある植物です。
山遊びなどした時に誤ってケガをすることが無いようによく遭遇する植物くらいは知っておきましょう。
それでは早速やっていきましょう。
山で出くわすトゲのある植物
1.ナワシログミ、オリーブに似た実を付ける常緑低木です。10月~11月に黄色い花を付けます。香りがとても強く、芳香剤のような強い香りです。葉の裏が茶色い事も特徴的で庭師の間ではこの木の枝や幹を、金づちの柄に使ったりします。よく見かける植物でトゲも固く長いの注意しましょう。
2.ノイバラ(野茨)、日本全国の山や野原で見られる野生のバラです。ノバラと呼ぶ人が多い植物です。5月~6月に綺麗な白い花を付けます。こちらも香水に使われるほど香りが強いです。草刈りをしていてトゲに引っ掛かり服をやぶいてしまう事がよくあります。よく見かける植物ですので気をつけましょう。
3.タラノキ、トゲのある木と聞いたらこの植物を思い浮かべる方が多いかもしれません。春に見られる新芽のタラの芽はいわゆる山菜で好きな方も多いと思います。幹に沢山のトゲがあります。葉はウルシに似ていますが、葉の付け根にトゲが有ります。こちらも覚えておきましょう。
お庭に植える方も多い、トゲのある植物
1.サンショウ(山椒)、香辛料とご存じの方も多いと思います。ピリッ辛い香辛料に使われる部分は、種子の部分です。サンショウの材は良い香りがし、杖や高級なすりこぎとして使われます。クリーム色の花も咲かせます。
2.ボケ(木瓜)、庭木や生け花の枝物として使われることの多いボケです。夏にかりんの様な実を付けるのも特徴的です。良い香りがする実なのでボケ酒としてお酒も作れます。トゲもたくさんあり注意が必要ですが、花は上品な見事な花を付けます。今は知らない人も多いですが、今のおばあちゃん世代からとても人気の植物です。個人的にもとても好きです。
3.ニセアカシア、とても鮮やかな花を咲かせるニセアカシアですが外来種で繁殖力が凄まじく危険な植物とされています。要注意外来生物リストに入っています。正式名称はハリエンジュと言います。街路樹や公園に植えられることも多い植物です。丈夫で成長が早いのも特徴です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回紹介していませんが、みかんや柚子、ザクロなどの果樹にもトゲのあるものが多いです。庭師の僕のイメージでは、花が目を引くほど綺麗だったり、実が食用でとてもおいしいなどの場合の植物にトゲが多くみられると思います。
どれも刺さるととても痛く、トゲが刺さって折れると抜くのに厄介だったりするのでくれぐれも気を付けてください。
さて次回は、オリーブについて問い合わせが有ったのでオリーブについて色々と書いてみようと思います。最近ではとても人気の木で庭に植えようか悩んでいる方の参考になればと思いますので次回もご覧頂ければと思います。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました(^^♪
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