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先日、日本三名園の一つの岡山の後楽園で梅の木の剪定が行われたというニュースを見ました。
梅の木と言えば、以前このブログでも紹介したように新春の訪れを告げる植物として浸透しています。
この寒い時期に咲く花は、とても上品で力強く元気を貰えます。
後楽園の剪定も毎年この時期に行われるそうで、春はすぐそこといった感じですかね。まだまだこれからだろ
とはいえここ何日かとても寒いですよね。。。
やっと雪が降ってみたりと、ウインタースポーツをされる方は待ちに待ったといった感じなのでしょうか。ロマンスの神様
僕個人としては夏より冬の方が好きなのでもう少しこの寒さが続いてほしいなと思っています。
皆さんは、どの季節が好きですか?
さて今回は、肥料についてよく分からないから考え方を知りたい!とご意見を頂きましたので肥料についての考え方を書いてみたいと思います。
肥料の種類や使い方については、また別の記事で書こうと思いますので今回は、考え方と一般の方がよく勘違いされることについて書いていきます。
この記事はあくまで、四季創庭苑の肥料についての考え方なので一般的な考え方とは交わらない部分があるかもしれませんのご理解ください。
中々説明する機会もないですしせっかくなので、色々な目線から説明していきたいと思います。
それでは早速やっていきましょう(^_-)-☆
四季創庭苑が考える肥料は必要なのか?
僕自身が一番に考えるのは肥料はなぜ必要なのかです。
まず皆さんに考えて頂きたいのが、山の植物についてです。
山や河川敷など、自然に自生している植物というのは誰かが肥料を与えるわけではないのに元気に健康に、そして大きく育っています。
それが何故かという事ですが、理由は簡単で自然の摂理の中に肥料が存在するという事だと思っています。
どういう事かと言いますと、人工的な肥料の目的の土を肥やし植物に活力を与えるという事を自然の中で勝手に行われているという事です。
四季創庭苑の考え方はこの自然の状態になるべく近づける事を考えています。
山などでは、落葉が土に落ち、セミやバッタなどの昆虫の死骸が土にかえり、木の実などを食べた動物がフンをし、全てが土にかえり土の肥やしになっていきます。
ですが住宅街などのお庭では、落葉は頻繁に掃除をし、昆虫の住処になる場所は少なく死骸は掃除し、鳥などの動物が寄ってくることも少ない。
なのでそれを繰り返すと土は痩せていきます。
ですから肥料は必ず必要だと考えています。
四季創庭苑が考える肥料とは?
皆さんが考える肥料とは、ホームセンターや園芸店などで販売されている肥料を思い浮かべると思います。
四季創庭苑ではなるべく人工的な肥料を使わないようにしています。土壌改良剤なども同じで、人工的な物はなるべく使いません。
理由は先程書いたように、自然界にそのような物がないからです。
緊急事態などの一部例外はありますが、大体の場合は人口的な肥料は使わず必要な成分を補うことが出来ると思います。
今も通販などで販売されいますが、生ごみをバクテリアに食べさせて発酵させ肥料にするという物が流行った時期もあります。
とても質の良い肥料が出来上がるのですが、一般家庭では手間がかかったり面倒だったりとあまり見かけないようにしました。
個人的にはしっかりと拘っていきたいと思っています。
ホームセンターや園芸店などで販売されている肥料の中にも人工的な物と人工物をほとんど使用していない物とがあるのをご存じでしょうか?
大体裏のラベルを見ると、使われている物質や含まれる成分が書いてありますのでそれを参考にすると良いと思います。
ですので四季創庭苑では、人工物をなるべく使わない肥料や土作りを大切にし、植物にも環境にも優しい物を提供するようにしています。
植物に合った肥料と土作り
大切なのがこれです。
植物に必要な代表的な成分はいくつかありますが、植物の種類によって細かい成分は変わって来ます。
ですから、まずはそれぞれの植物にどんな成分が必要なのか知ることが大切だと考えています。
それによって土作りは変わって来ますし、配合する物が変わって来ます。
僕の考え方は、地上に見えている幹や枝、葉や花などと同じで根が大切だと考えています。
根から栄養や水分を吸い上げ、葉が光合成を行い植物が大きく健康に育っていく。
つまり何が欠けてもダメなわけです。
ですから個々の植物の特性や生態を知ることで、正しい土作りが行え、正しく管理が出来、植物を健康に維持することが出来ると考えています。
※庭師の豆知識~肥料について勘違いしやすい事
よくありがちなのが人工的な肥料のパッケージの表を見て肥料を与えすぎている方を多く見かけます。
肥料は沢山与えればよいという物ではないという事を理解していただきたいです。
この与えすぎは、人間で言うなら手を掛けすぎた過保子の状態です。
どういう事かというと肥料を与えすぎて甘やかした植物は非常に弱く育ちます。これは水やりも同じことが言えますが、与えすぎは良くないという事です。
自生している植物と同じように手をかけすぎないようにしましょう。
もう一つ、ありがちなのがどんな植物でも肥料を与えると花付きが良くなったり成長が良くなると考える方が多いですが、これは間違いです。
植物によっては肥料を与えることで花付きが悪くなる植物もありますし、与える時期を間違えると、徒長枝が出て来たり葉の色が悪くなったりと状態が悪くなることもあります。
ですのでしっかりと理解してから与えるようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
文章で伝えるのはとても難しかったですが、要点を短くまとめてみたのですがうまく伝わったでしょうか?
今回は四季創庭苑の肥料に対する考え方について説明させていただきました。
植木屋に頼まずご自分で管理をされる場合は、ホームセンターなどで人工的な物を使わざるを得ない場合も多いと思いますのその場合はしっかりと成分などを調べて使うと良いと思います。
ご質問など有りましたらお気軽にお問い合わせください。
さて次回は、個人的に大好きなアセビについて書いていきたいと思います。
とても品が有る花が特徴的で、デリケートな一面も持つアセビです。
アセビの事を知らない方も是非読んでみて下さい。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました(^_-)-☆
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