カマツカという植物

庭師の道具箱(ブログ)

今日もご訪問いただきありがとうございます(*^^*)

今日は仕事が早めに終わったのでドライブがてらいつも釣りに行っている漁港を散歩しに行って来ました。

以前の記事で書いたように、僕はルアーでスズキを釣るのが好きなので昼間より夜に釣りに行く事が多いです。

いつもは除夜灯が点いていて小魚が群れているのですが、今日は昼間なのでまた違った景色でした。

今日行った漁港は岡山の東の方にある漁港で、あまり知られていない湾奥と言われるような所です。

ここが誰も居なくて落ち着くんですよ。(笑)

別に釣りしに行った訳でもなく、海を眺めながら缶コーヒーを飲んだだけですが、とても癒されました。

人に接するのを減らそうと言われているので、ゆっくりした時間を過ごした事が少しの癒しになりました。

色々と制限やお願いをされている中で、皆さんフラストレーションが溜まっていると思います。

気持ちや心にゆとりを作る意味でも、少しの癒しはあっても良いのではないでしょうか(*^^*)

もちろん不要不急の外出は控えますし、なるべく人と接する事を少なくしますが、その中でも癒しになる事を見つけてみましょう。

それぞれ癒され方は違うと思います。

買物に行くついでに、川べりの車の中で本を読む。

家で本を読むより気持ちが良いかもしれません。

こんな感じで自分の小さな癒しを見つけてみると、毎日が更に楽しくなるかもしれませんよ(*^^*)

さて今回は、鎌の柄にされるほど硬い木で、庭木としても人気のカマツカについて紹介していきたいと思います。

盆栽としても有名で愛好家も多いです。

是非参考にしてみて下さい(*^^*)

それでは早速やっていきましょう\(^^)/

カマツカの生態と魅力

カマツカの生態

カマツカは日本が原産の落葉性の中木に分類される植物です。

カマツカの材は非常に堅く、鎌の柄に使われたことからカマツカと名付けられました。

あまり目立つような植物ではないですが、低山や丘陵地帯でよく見られます。

元々は庭園に使われるものではなく、実用を目的として畑の境界線などに乱雑に植えられていたと言われています。

ですが雑木ブームとともに庭木として使われるようになりました。

日本のほか、朝鮮半島にも分布しています。

春から夏にかけて、リンゴに似た可憐な花を咲かせます。

花は五弁で5~20個ほどがまとまって枝先に咲き、とても綺麗です。

秋には赤い実をつけ、実は甘酸っぱく、若葉とともに食用になります。

頑強な名前とは裏腹に1年を通してとても楽しめる植物です。

カマツカの魅力

カマツカの魅力はまずはリンゴに似た、白い可愛らしい花ではないでしょうか。

名前のイメージでは考えられない程、綺麗な花を咲かせます。

あまり派手ではないですが、日本人に好まれる花です。

秋の食用になる実はもちろんですが、紅葉も非常に綺麗です。

比較的大きく育つ植物ですので、見応えは十分です。

春の新緑もとても綺麗で楽しめます。

様々な物の柄としてなど、材はとても優れているので重宝されています。

1年を通して楽しめますし、材料としても秀逸な様々な魅力を持った植物と言えるでしょう。

カマツカの生育

生育環境

カマツカは基本的に日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。

ですが半日陰でも元気に育ちます。

乾燥した場所より、比較的適湿な場所を好みます。

光が当たる場所では、枝などはあまり伸びず光が少ない場所ではよく伸びます。

土壌については、土は庭植えの場合は腐葉土やバーク堆肥を混ぜておきましょう。

水持ちと水はけの良い土壌を好みます。

盆栽などにする場合は、砂壌土を好むので混合用土で生育するようにしましょう。

管理について

水やり

植え付けから根付くまではしっかりと水を与えます。

ですが根付いてからは、雨水のみで生育します。

夏場の炎天下が続く日は、水切れになる事がありますので気を付けましょう。

水やりを行う場合は、朝夕の涼しい時間帯に行うようにしましょう。

盆栽などの場合は、土が乾いたら水やりをするようにしましょう。

肥料

庭植えの場合は、植え付け時に腐葉土やバーク堆肥を混ぜて土を肥やしておきます。

その後は基本的に必要ありません。

盆栽の場合は状態に合った肥料を与えるようにしましょう。

植物の状態を見ながら与えるようにしましょう。

病気と害虫

カマツカは基本的に病気の心配はありません。

害虫については、毛虫やハマキムシの被害があります。

予防も大切ですが、見つけたら植木屋に相談するようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

頑強な名前からは想像出来ない、様々な魅力を持ったカマツカを紹介しました。

興味のある方は、盆栽などにチャレンジしても面白いですよ(*^^*)

さて次回は、ヨーロッパなどで街路樹や生垣として人気のサンザシについて紹介していきたいと思います。

生け花の材料としても人気の植物です。

是非参考にしてみて下さい(^^♪

本日も最後までご覧いただきありがとうございました(^_-)-☆

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