ニセアカシアという植物~甘い香りのする美しい花を咲かせる~

庭師の道具箱(ブログ)

今日もご訪問いただきありがとうございます(^_-)-☆

今日は楽しいお家時間の過ごし方の提案をしたいと思います。

ここ最近考えていたのが、ガーデニングなどは大人は興味が有る方が多いですが、子供はいまいち退屈をしてしまうのではないかと思っておりました。

そこでやはり子供が喜ぶのは図画工作のような創造性があるものだと思います。

ガーデニングも当然創造性があるのですが、もっとシンプルで完成した後も育てる楽しみがある物。

小学校の時にとても楽しかった思い出のある、ミニトマトやアサガオの生育のような物はないかと考えておりました。

とても面白い物がありました!!

それは「苔玉」です!!

苔玉かよ。と思った方もいるでしょうがとても面白いです。

子供も大人もお楽しめます。

とても手軽で、必要な物も少なく材料の調達も簡単です。

制作した後の生育もとても楽しく、長く楽しむことが出来ます(^_-)-☆

僕個人的にも苔玉を作るのは大好きでよく作ってはプレゼントしたりしています。

是非皆さんも手軽にできる苔玉にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?(^^♪

とてもオススメです(^_-)-☆

さて今回は、蜂蜜が採れる事で有名なニセアカシアを紹介したいと思います。

甘い香りがし、とても綺麗な花を咲かせます。

是非参考にしてみて下さい(^^♪

それでは早速やっていきましょう(^_-)-☆

ニセアカシアの生態と魅力

ニセアカシアの生態

ニセアカシアはアメリカが原産の落葉性の高木に分類される植物です。

爆発的な繁殖力を持つことから環境省がアメリカザリガニやワニガメなどと同じ「要注意外来生物リスト」に入れている一方、養蜂家が保護に努めるなど、立場が難しい木となっている植物です。

庭やガーデンには原種は使われず、「フリーシア」に代表される改良品種が用いられていてニセアカシアの名称が一般的です。

原種は早期緑化や砂防用などの実用目的で植えられており、その場合はハリエンジュの別名もよく使われます。

樹形は直立し高木になります。

開花は5〜6月で花は白でフジの花の房を短くした印象です。

花は満開になると周囲に甘い香りが漂います。

観賞用としても十分に美しいが、開ききる前にこれを摘み取って天婦羅や和え物にして食べることができるのもニセアカシアの特徴です。

また、ミツバチの良質な蜜源になることでも知られ、皮肉なことに日本産のハチミツの半分近くは外来種であるニセアカシアから採取されるという現実があります。

秋になるとサヤエンドウのような実が成り、枝から垂れ下がります。

大気汚染や害虫にも強く、痩せた土壌でも元気に育つ生態を持っています。

非常に丈夫な植物と言えます。

ニセアカシアの魅力

ニセアカシアの魅力は、まずは蜂蜜が採れる花ではないでしょうか。

要注意外来生物リストに入っている反面、各地でアカシア祭りが開催されるなど深く日本に馴染んでいるとも言えます。

蜂蜜市場ではニセアカシアはなくてはならない植物で、養蜂家などはニセアカシアの保護に努めています。

とても難しい立場の植物です。

花はとても美しく、香りも良いです。

木なりも洋風なお庭や会社の事務所などにはよく合うのでオススメです。

また、先程も説明したようにとても丈夫な生態を持っているので痩せた土地などでも元気に生育出来るのも魅力的です。

大気汚染などにもや強いので街中でも元気に育ちます。

ニセアカシアの生育

生育環境

ニセアカシアは基本的に日当たりがよく、風通しの良い場所を好みます。

半日陰だと思ったように育ちません。

土壌については、土質は選ばす、やせ地や乾燥地でも育ちます。

むしろ性質上そのような場所に植えたほうが過度な成長を抑えられるために管理しやすくなります。

煙害や潮風など環境の悪い場所にも育つ強さを持っています。

管理について

水やり

植え付けから根付くまではしっかりと水を与えるようにします。

根付いてしまえば庭植えでは、雨水だけで生育しますから水やりは不要です。

鉢植えの場合は、夏期の水切れには注意します。

植物の状態を見ながら水やりを行うようにしましょう。

肥料

とても生育力が強いため、肥料は基本的には必要ありません。

病気と害虫

ニセアカシアの代表的な病気は、うどんこ病やすす病などがあります。

湿度が高くなると発生しやすい病気なので、しっかりと剪定などを行い、風通しを良くするようにしましょう。

害虫については、マイマイガやアブラムシなどの被害に遭う事があります。

いずれも葉を食害する害虫なので、薬剤を散布し駆除するか植木屋に相談するようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

要注意外来生物リストに入っているものの、なくてはならない植物のような気がします。

生育の仕方によっては害にならない植物ですので、興味のある方は検討してみても良いのではないでしょうか。

さて次回は、緑地や庭木として需要の高いネズミモチを紹介していきたいと思います。

とても丈夫な生態を持ち、害虫にも強い植物です。

是非参考にしてみて下さい(^^♪

本日も最後までご覧いただきありがとうございました(^_-)-☆

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