今日もご訪問頂きありがとうございます(^^)/
今回はよくある質問の一つの除草(草抜き)について書いてみようと思います。
何度抜いてもまた生えてくる草を効率よく、そして手軽に出来る方法をご紹介出来たらと思います。
今後の参考にして頂けたらと思います。
では早速やっていきましょう(^^)/
草の実態、種類を知る
まずは草の実態、草の種類を知る事が大切です。
何故大切かと言いますと草によって根の張り方や、はびこり方、対処法が変わってくるからです。
また実態を知る事で草の芽が出る前に対処出来る事もあります。
では草が生えるメカニズムについて簡単に説明します。庭に生える草は種が風で運ばれる、また鳥の糞など、外部から運ばれてくる事が多いです。ここでは簡単にしか説明しませんので詳しく知りたい方は検索して頂ければと思います。
外部から運ばれて来た種が地に落ちて発芽し蔓延っていく事が多いと考えます。
次に草の種類です。
皆さん、草抜きをしてこの草は抜きにくいとか、この草は一度生えると中々撲滅出来ないのどといった経験があると思います。
その厄介な草の種類をいくつか紹介します。その種類を知ることで早めに対処出来る様になります。
ヨモギ、良い香りがする事からお餅に練り込まれたりする事で馴染み深いヨモギですが実はかなり厄介な植物です。
抜いても抜いても少しの根が残っている限り次から次に生えてきます。
背丈が高くなる植物ですので目立つため、あまり見た目も良くないです。
対処が遅いと濃い除草剤をかけるなどの対処になる事が多いです。
ドクダミ、この植物もとても厄介です。ドクダミはお茶に入れられたり身体に良い植物で知られています。
お庭にドクダミが有ると独特な臭いから蚊が寄りにくいという特徴もあります。
昔の人はドクダミの汁を虫除けで使っていたと言われる程です。
ですがこのドクダミは撲滅するのはかなり困難です。このドクダミも少しの根があるとかなりはびこります。
根から抜こうとしてもちぎれてしまい上手く抜けないため、根が残ってしまいます。
こちらも濃い除草剤などをかける対処がされますがとても強い植物のため、一度では撲滅せず完全に無くすためには、何度も作業が必要となります。
除草剤を使いたく無い方は根気強く丁寧に除草する事が大切になります。
ツタ植物、皆さんツタ植物が壁などに張り付いているのを見掛けた事があると思います。
切っても切っても伸びてきますし壁などから剥がすと跡が残り厄介だと思っている方が多いと多います。
このツタ植物も根が広範囲にはびこるのでとても厄介です。対処法としましてはとにかく根気強く取り続けるしかないです。しっかりと根元から抜くようにしましょう。
除草(草抜き)の道具を揃える
次に道具を揃えます。
全てホームセンターで揃います。庭師が使っている道具も紹介してみたいと思います。
1.草削り、これはあまり馴染みが無い方も居られるかと思いますが庭師は基本、土の上はこれを使って除草します。
草削りの名前の通り土に生えた草を土ごとガリガリ削るために使います。
力が必要なのとコツが掴めるまでは削り残しがあったり根が残ったりと難しいですが使いこなせるようになると摘めない小さな草も除去出来るのでより綺麗になります。
2.ミニ熊手、これは昨日のお掃除を紹介した記事でも使ったように無くてはならない道具です。
種類など詳しくは昨日の記事を見て頂きたいと思うのですが除草の場合の使用法を紹介します。
除草の場合の使い方は主に削った草をふるって、土と草に分ける、また草を集めるために使います。
これも慣れるまでは上手く集められなかったり難しいですが出来るようになるととても綺麗になります。
庭師はこのミニ熊手を使い分けるので材質の違うものや大きさが違う物を数種類持っています。
3.手ぼうき、これも前回の記事を見て頂いたら良いのですが使い方は最後、ミニ熊手でも集めれなかった小さなゴミを集めるのに使います。
手ぼうきを使う事で仕上がりが違うので持っておくと良いでしょう。
4.テミ、これも前回の記事に書いた通りです。用途も同じです。
5.グリーンバッグ(コンテナバッグ)、これは取った草を入れるゴミ箱のような袋です。これがあると丈夫で持ちやすいため作業の効率が上がります。
また除草以外にも何かと必要になりますので値段も手頃ですし持っておくと良いと思います。
ホームセンターにも有りますが値段や素材に幅があるため、こだわりが無ければ通販調べて買うのが一番安いと思います。
除草(草抜き)の方法と庭師の豆知識
道具も揃いましたらいよいよ作業していきます。
ここで必須というわけでは無いので書かなかったですが手が汚れるのが嫌だったり、ケガをしそうな場合は軍手やゴム手袋をして下さい。
ちなみに多くの庭師は、引越しなどで使うゴム手袋を使用する人が多いです。
まず砂や土に生えた草を除去する場合について説明します。
どうしても草抜きにこだわりがある方以外は草削りを使った除草をオススメします。
作業は先程書いた通り慣れるまでは少し難しいですが慣れてしまえば削るだけにので簡単で早い上に綺麗に仕上がります。
草削りを使って端から削り残しが無いように丁寧に削って下さい。
力強くというより丁寧に削る意識を持った方が良いでしょう。荒く削ると後で仕上がりが汚くやり直すようになるので気をつけましょう。
一通り草を削り終えたら、次は削った草をミニ熊手を使ってふるい土と草を分けながら集めていきます。
この時に注意する点も丁寧に行う事です。慣れるまでは少し時間がかかりますが慣れれば楽で簡単になります。
土をふるうイメージを持つと上手くいきやすいです。
草が集められたら、所々に集めた草をテミに取りグリーンバッグに入れて終了です。
ここで庭師の豆知識としまして、庭師はこの一連の作業が終わった後、もう一度土の表面を手ぼうきで掃きます。
ブロワーがある場合は取り残した小さなゴミを吹き飛ばします。
この最後の一手間をする事で格段にお庭が綺麗になります。
次は芝の中や植栽マスの中の除草方法について説明します。
土の上と違い削る事が出来ないので手で摘んで草を抜く事が基本になります。
よく指先が痛くなるという話を聞きますが先程紹介したゴム手袋を着用してみて下さい。
かなり手の疲れ、痛みを軽減出来ると思います。
個人的な体感ですが軍手は素手よりも疲れやすく痛くなるような気がします。
ここで庭師の豆知識としまして芝などの中の草を抜いていると、中々上手く根から抜けない草が有ると思います。
その場合に使うのが草削りです。
どう使うのかと言いますと、削るのではなく草の根元に草削りの先を差し込み根に引っ掛けるようにして片手で草を引っ張り、片手で草削りで根を掘り起こすようにすると根まで抜けやすいです。
この時に周りの芝や植物を傷付けないように気をつけて下さい。
芝の中や、植栽マスの中の草削りで削れない場所は、とにかく丁寧に根気強く行うことが大切になります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
お庭を綺麗に保つためには欠かせない除草(草抜き)ですが、手順をしっかり考えて行う事で作業時間も省かれ、かつ体力的にも楽に作業を行う事ができます。
時間がある時にこまめに除草(草抜き)を行う事が雑草の抑制にもなりますので頑張ってみて下さい。
次回の記事は、お庭に植える植物の購入の仕方について書いてみようと思います。
最後までお付き合い頂きましてありがとございました(^^♪
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