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先日、気象庁より桜の開花予想が発表されていましたね。
もうそんな時期かと思ってしまいますね(^^)/ もう新春ですね
ここ数日の岡山は異常な天気が続いていますね。
雨予報が外れて雨が降らないのはよくある事ですが、台風のような風が吹き荒れたり、1月とは思えない程暖かったり。 異常な暖かさだ。。。
最近の岡山は異常なまでに暖かいですね。
昼間の現場作業は上着は要らず汗ダクダクになります。(笑)臭くはないよ
そんな暖かい影響があってなのか、岡山の桜開花予想は例年よりとても早く3月に入ると咲き始める所もあるそうです。 これは楽しみだ
外仕事の人達からすると暖かいのはとてもありがたい事なんですがその反面、これだけ異常気象ですと心配になりますよね。 確かに異常だ
植木屋は自然とも向き合っていく仕事だと考えていますので、色々と尽力していく必要があると思います。
仕事をしていても少しずつ花の開花や植物の育ち方などが、例年よりズレているのをとても感じます。
これは1人1人が考えるべき問題だと思います。 考えてみましょう
皆さん嫌というほどそういうニュースやお願いを目にしていると思いますがもう一度考えてみましょう。
僕も植木屋という立場から何が出来るのか考えてみようと思います。 何が出来るんだ
さて今回は、カンザクラ(寒桜)について書いていこうと思います。
新年になり開花を楽しみにされている方も多いのではないでしょうか?
桜の中でも一番と言っていい程、早咲きの桜です。
是非参考にしてみて下さい。
それでは早速やっていきましょう( ^ω^ )
カンザクラの生態と魅力
カンザクラの生態
カンヒザクラとヤマザクラ系統の雑種がカンザクラです。
1月に咲く事が多いのでこの名が付きましたが気候によっては12月〜3月ぐらいの間で咲く事が多いです。
カンザクラといえどフユザクラや河津桜に比べると寒さに弱いのも特徴の一つです。
花は薄いピンク色の花で付け根が赤いのが特徴です。
梅にも似たような花で品がある為、愛好家が多いのも特徴的です。
虫や鳥が好んで寄って来る樹木です。
カンザクラの魅力
カンザクラの魅力はやはり新春の訪れを感じさせてくれる事でしょうか。
名所は熱海にあり、毎年沢山の方々が訪れるようです。
カンザクラだけにしか興味がないという方も居るようで沢山のカメラマンも訪れます。
個人的に桜の中では一番上品な花を咲かせると思います。
カンザクラの生育
生育環境
基本的には他の桜と同じで、日向で水はけの良い場所を好みます。
日陰の場所や湿度の高い場所は花付きが悪くなるだけでなく、病気になったり状態が悪くなったりする原因になるので気をつけるようにしましょう。
土壌もなるべく肥えている方が良いので桜の状態を見ながら調整しましょう。
基本的に寒さにそれ程強いわけではないので関東地方より南の地域が生育には適していると言えます。
生育管理について
水やり
植え付けから根付くまではたっぷりと水を与えます。
夏場などの水切れになりやすい時期は気をつけるようにしましょう。
これは根付いてからも同じで炎天下の続く夏場はたっぷりと水を与えるようにしましょう。
それ以外の季節は水やりの心配はありません。
肥料
一般的には2月頃に寒肥として有機質肥料を与えるのが良いとされます。
個人的には緩効性化成肥料を与えるのが良いような気がしています。
また花が終わるとお礼肥として緩効性化成肥料を少量与えると花付きが良くなるとされていますが、僕は与えた事はないです。(笑)
病気や害虫
病気に関しては、ソメイヨシノ程ではありませんが、てんぐ巣病にかかる事があります。
殺菌剤も使用しますが症状が現れた箇所は広めに切除し処分します。
使用した剪定鋏やノコギリも忘れずに殺菌消毒して下さい。
害虫につきましては他の桜と同じで何種類もの害虫が付く可能性があるので年に2回は害虫防除を行うようにしましょう。
それでも桜に異変が起きたら早急に植木屋に相談するようにしましょう。
庭師の豆知識
桜をご自分で剪定する際に是非気をつけて頂きたいのが、枝を切った後の切り口の処理です。
桜は切り口が巻き(塞がり)にくく、切り口から菌が入ってしまう事がよくあります。
病気の原因になったり、腐ってしまったりする事に繋がります。
ですので切り口(傷口)には防護剤を塗るようにして下さい。
因みに僕が使用しているのはトップジンペーストという物でオレンジ色のペースト状の薬剤です。
それに防腐効果の強い墨汁を混ぜて使います。
非常に効果があります。
ホームセンターでも販売をしているので試してみて下さい。
因みに他の樹木にも使えるのでオススメです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
カンザクラは岡山ではあまり見ませんが一度見るとまた見たいと思わせてくれる素敵な樹木です。
皆さんも是非カンザクラを見に行ってみてはいかがでしょうか?
さて次回は、ヤブツバキについて書いてみたいと思います。
害虫が付きやすいイメージのあるツバキですが、花が着物の模様にされたりと魅力たっぷりです。
是非ツバキのイメージを変えて頂けたらと思います。
本日も最後までご覧頂きありがとうございました( ^ω^ )
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