フヨウという植物〜1日花として人気〜

庭師の道具箱(ブログ)

今日もご訪問いただきありがとうございます(*^^*)

さて、今日は以前インスタライブでもお話させていただいた7月のワークショップについて少しお知らせさせていただきます。

7月11日に岡山県の美作市で合同ワークショップを行わせていただきます。

もう既に申し込みは始まっているのですが、ブログでは公表していなかったので少し書かせていただきます。

今回のワークショップではカラーサンドアートをさせていただきます。

皆さんはカラーサンドアートはご存知ですか?

海外ではかなり浸透しているアートになりますが、カラーサンドアートは名前の通り色の付いた砂を何層にも重ねて模様や文字を作っていくような物です。

今回は、観葉植物を使い、更に面白い物を作っていきます。

コロナの影響から、万全の状態で3密を避けたいので少人数制にさせていただいてます。

午前と午後の2部に分けて行いますので、興味のある方はご連絡いただければと思います。

また、岡山で有名なお茶屋さんも面白いワークショップを出展されますので、そちらも興味のある方はご連絡下さい。

お茶屋さんのワークショップも午前午後の2部制になっております。

このような感じで、どんどん楽しい事をやっていこうと思いますのでご期待下さい\(^^)/

また、このようなイベントをして欲しいなど有りましたらご意見をいただけたらと思います(*^^*)

さて今回は、ハイビスカスの仲間で日本にも自生するフヨウを紹介していきたいと思います。

一日花として人気の植物です。

是非参考にしてみて下さい(*^^*)

それでは早速やっていきましょう\(^^)/

フヨウの生態と魅力

フヨウの生態

フヨウは中国が原産の、落葉性の中木に分類される植物です。

ムクゲやハイビスカスと、開花期や花の姿がよく似ているため、よく見間違える事も多いです。

美しいピンクの大輪の花を咲かせるフヨウは、夏を代表する花木として親しまれています。

花は7月から10月にかけて咲き、直径10センチ以上になり大きく存在感もありますが、一日しかもたない「一日花」であり、その儚さが風情を感じさせます。

中国では古くから美人の形容に使われてきました。

フヨウの栽培の歴史は古く、室町時代に観賞されていた記録があります。

近縁種にムクゲがありますが、一般的には雌しべの先が上向きに曲がっているのがフヨウ、まっすぐなものがムクゲと区別できます。

フヨウの園芸品種は多くありませんが、ピンク以外にも、白花や八重咲きが販売され、草本のアメリカフヨウとの交配種もあります。

フヨウの仲間にはハイビスカスなどがありますが、フヨウは半耐寒性なのである程度の寒さには耐えられます。

耐暑性は高いので夏場にはとても強いです。

また、とても丈夫な植物ですので生育もしやすいです。

フヨウの魅力

フヨウの魅力はなんと言っても華やかな花ではないでしょうか。

ハイビスカスやムクゲの仲間なので、とても派手で目を惹く花を咲かせます。

先程も紹介したように一年花という事で、儚さが花のイメージにマッチし、愛好家もとても多いです。

色も何色かあるので、好みに合わせて選べるのも魅力のひとつです。

秋には葉が黄色に黄葉するので観賞価値も高いです。

また、ハイビスカスの仲間でありながら半耐寒性であるので日本の環境に幅広く対応してくれます。

ある程度の寒い地域で有れば栽培が可能です。

丈夫で生育もしやすいので、手が掛からない植物と言えるでしょう。

フヨウの生育

生育環境

フヨウは基本的には日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。

半日陰でも元気に育ちます。

ですが、花付きを良くしたければ日当たりが良い場所に植え付ける事をおすすめします。

土壌については、土は水はけかわ良い土であればそれ程こだわりません。

ですが、夏の時期の乾燥を極端に嫌うので、腐植質に富んだ保水力のある土壌が適しています。

植え付け時にバーク堆肥や腐葉土をしっかり混ぜ込むようにしましょう。

水はけの悪い場所に植え付ける場合は、土壌改良を行うようにしましょう。

半耐寒性のため、冬に寒風が当たらない場所に植えつけましょう。

管理について

水やり

植え付けから根付くまではしっかり水を与えるようにしましょう。

根付いてしまえば、雨水のみで生育が可能です。

ですが、夏場の炎天下が続く日は極端に乾燥するので水切れに注意しましょう。

夏場に水やりをする場合は朝夕の涼しい時間帯に行うようにしましょう。

植物の状態を見ながら水やりを行うようにしましょう。

肥料

フヨウは基本的には肥料を好む植物です。

肥料の与え方で花付きが変わってきます。

フヨウは7月から9月に緩効性化成肥料を、少なめの量を追肥すると、花つきがよくなります。

また、暖地では12月から1月に、寒肥として固形油かすなどの有機質肥料を与えるようにします。

植物の状態を見ながら与えるようにしましょう。

病気と害虫

フヨウは病気の心配はほとんどありません。

害虫については、ハマキムシの被害があります。

春から秋まで葉を食害するハマキムシは、見つけしだい駆除しましょう。

または植木屋に相談しましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

花が鮮やかで美しく魅力的なフヨウを紹介しました。

庭木としてもオススメですので、検討してみてはいかがでしょうか?(*^^*)

さて次回は、今回紹介したフヨウの仲間のムクゲを紹介したいと思います。

ムクゲも一日花として人気の植物です。

是非参考にしてみて下さい\(^^)/

本日も最後までご覧いただきありがとうございました(*^^*)

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