第1話:お庭弄りで被害の多い「蜂」について~活動時期と場所~

庭師の道具箱(ブログ)

今日もご訪問いただきありがとうございます(^_-)-☆

今日から「蜂」について書いていこうと思います。

庭師と切っても切れないのが蜂との関係です。

毎年必ずと言っていいほど蜂に刺されます。。。(笑)

当然刺されたくなので、色々な予防をして作業をする訳ですがそれでもどうしても刺されてしまう事があります。

蜂の種類によっては命に関わることもありますので、刺されない為の予防がとても大切になります。

後の記事で詳しく紹介できたらと思っていますが、実は予防法は実践してる方が多いです。

皆さんに知識として知っていただきたいのが、刺された時の対処法です。

この対処法を知らずに大事に至る方が少なくありません。

特に小さな子供やお年寄りが居られる家庭などではきちんとした知識を持ち、しっかりと対応しましょう。

是非この記事を参考にしていただき、知識を深めていただけたらと思います。

今回は第1話という事で、蜂の活動時期と場所について書いていきたいと思います。

是非参考にしてみて下さい(^^♪

それでは早速やっていきましょう(^_-)-☆

蜂の活動時期と時間帯

蜂の活動時期

蜂がお庭などの外を飛んでいるのに出くわす時期は3月~11月頃と言われています。

最近は温暖化で気温の低い時季が短くなっている事から、早くに飛び始める事もあります。

春先に女王蜂が巣を作り始め、夏までに働き蜂を産卵しながら巣を大きくしていきます。

繁殖期は巣が大きくなった夏ごろから始まります。

冬頃になると抜け殻のように巣だけが放置されているのを見かけたことが有ると思いますが、新しい女王蜂が誕生したら巣は放置されて冬になる前に活動を終えるためです。

この活動時期の中でも春先の蜂には刺される可能性が低いと言われています。

何故かというと、スズメバチやアシナガバチの女王蜂は、春先に1匹だけで巣を作り始めます。

この時期の女王蜂は冬眠を終えたばかりで弱っている為、よほどのことが無い限り刺すことは少なく攻撃性も低いです。

このように活動時期の中でも注意するべき時期が変わって来ます。

危険な時期は後程紹介していきます。

活動時間帯

蜂の生活は人間に近い物があります。

基本的には朝に巣から出ていき、日中を活動して日没に巣に戻って来ます。

この日中の活動は餌を探して活動しています。

この餌を探して皆さんが出くわす蜂はほとんどが働き蜂です。

このような事からも蜂の巣を駆除する場合は、蜂が巣に戻っており比較的穏やかな日が沈んでからが良いとされています。

巣に戻っている蜂が多く一網打尽に出来る上に、刺される被害が格段に少ないです。

駆除する場合は蜂の習性を考えて、安全性に配慮をして行うようにしましょう。

攻撃的になる危険な時期

この危険な時期は蜂の種類によって違いますが、攻撃的になるメカニズムはどの蜂も似ています。

どの蜂も巣作りと繁殖を行う時期がもっとも攻撃的になる時期です。

その時期が蜂によって違いますが、大まかには7月~9月の夏から秋口にかけてです。

ですがこの時期が最近は温暖化の影響で長くなっているように感じます。

細かい蜂の種類別の危険な時期は後日の記事で書きますので、ここでは大きく分けたスズメバチとアシナガバチの危険な時期について書いていきます。

スズメバチの攻撃的な時期は、7月〜10月と言われています。

皆さんが一番恐れるのがスズメバチだと思います。

スズメバチが一番攻撃的なのが秋口です。

秋口はどのスズメバチも攻撃的になっていて警戒心も高いので注意するようにしましょう。

アシナガバチの攻撃的な時期は6月~8月頃と言われています。

アシナガバチはスズメバチやミツバチに比べ、活動時期が短いのが特徴です。

6月~8月頃はアシナガバチの巣に近づくと刺される可能性が高くなります。

基本的には大人しい性格のアシナガバチですが、この時期は攻撃てになっているので注意するようにしましょう。

巣を作りやすい場所

雨や風を凌げる場所

基本的に、蜂は雨が苦手です。

とくにスズメバチは薄い羽をはばたかせて巨大な身体を飛ばしているため、水分が付着すると途端にうまく飛べなくなる特徴があります。

加えて巣自体も湿気に弱く、雨風にさらされない場所に好んで巣を作るとされています。

ですが、アシナガバチの巣は厳選された素材を精密に編み上げて作っているため、和紙のような頑丈さと耐水性をもっています。

アシナガバチそのものも多少濡れたところで飛行に影響はないため、雨風にさらされる場所にも巣を作ることが可能です。

蜂の食料が豊富な場所

蜂の巣ができるためには付近にエサが豊富になければいけません。

スズメバチやアシナガバチは肉食性の蜂なので、小さな昆虫がたくさん住んでいる場所に好んで巣を作ります。

これは自然界でも、住宅に巣を作る場合も同様です。

ミツバチの場合はエサは花の蜜や花粉なので、ガーデニングでたくさんの花を育てている家や、プランターで花を栽培している家、敷地内に花をつける植木のある家などが巣を作られやすいとされています。

天敵が少ない場所

自然界では意外と天敵の多い虫でもあります。

天敵の存在から巣を守るために、蜂が巣を作る場所は外からは見えない閉ざされた空間であることが多いです。

蜂や蜂ぐらいの大きさの動物しか侵入することのできない屋根裏や床下は、蜂にとって防衛上都合のよい場所といえるのでしょう。

ですが、キイロスズメバチやアシナガバチなどは、軒下などの外部に巣を作るケースもあります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

第一話は、蜂の活動時期や巣を作りやすい場所について書いていきました。

しっかりと蜂の事を知る事で、被害の予防や巣を作られるのを予防する事が出来ると思います。

次回は、蜂の種類について書いていこうと思います。

蜂の種類によって特徴や危険度なども違います。

是非参考にしてみて下さい(*^^*)

本日も最後までご覧いただきありがとうございました\(^^)/

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