今日もご訪問いただきありがとうございます(*^^*)
最近になって急に暑くなってきましたね。
皆さん体調は崩されていないですか?
僕たち庭師にとっても多変な季節がやって来ました。
ここ数年急激に暑くなっていますが、外仕事の方だけでなく室内で仕事をされる方も色々と工夫をされているのではないでしょうか。
四季創庭苑では全体での休憩はもちろんですが、ここの休憩も取らせるようにしています。
未だに休憩を取ることを悪に感じている業者もいますが、休憩を取らなければ仕事の効率が良いようで悪いです。
また、体調を崩す者が出るとお客様にも迷惑をかけてしまいます。
このような事から四季創庭苑ではメリハリのある休憩に取り組んでいます。
熱中症にならないなどの予防として昨晩の過ごし方の充実を大切にしています。
休憩をいくらとっても毎日の過ごし方をおろそかにしていては意味がありません。
ですので日々のしっかりとした睡眠と食事に気を付けています。
これからの季節はどんどん気温が上昇し、お庭弄りをするのも一苦労になってきます。
皆さんも自分の身体とよく相談し、無理のないようにお庭弄りを楽しんでくださいね(^^)/
また別の記事で僕達が行っている、夏場の対策やグッズについて紹介したいと思います(^^♪
さて今回は、縁起の良い植物という事でなじみの深いナンテンを紹介したいと思います。
様々な事に利用される植物です。
是非参考にしてみて下さい(^^♪
それでは早速やっていきましょう(^_-)-☆
ナンテンの生態と魅力
ナンテンの生態
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ナンテンは中国などが原産の常緑性の低木に分類される植物です。
ナンテン属の木は他になく、一属一種の木とされます。
秋の紅葉や晩秋にできる赤い実を観賞する和風庭園の定番であり、盆栽や正月の床飾りなどにも利用されます。
漢名の「南天燭」から、日本では「ナンテン」と呼ばれています。
中国中南部及びインドの暖地にあったものが薬用として持ち込まれ、その後に野生化したとする説もあります。
日本では漢字の読みが「難転」に通じるという語呂合わせから縁起の良い木とされ、災いや穢れを断つため、玄関先やトイレ付近、鬼門の方角に植えられる事が多いです。
初夏の5~6月になると白と黄色の清楚で小さな花が多数集まります。
白い花の多い時季だが、環境の悪い場所でも開花するため、庭の脇役として重宝するとされています。
また観賞価値の高い果実は10~11月に熟し、果実にはアルカロイドの一種であるナンテニンが含まれ、乾燥させたものは漢方薬「南天実」として咳止めや喉飴に使われたりします。
ナンテンの魅力
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ナンテンの魅力は、まずは観賞価値価値が高く漢方などにも利用される赤い実ではないでしょうか。
この赤い実の用途は様々で、お正月にお飾りに使用されたり一輪挿しにして玄関先に飾られたりもします。
元々は薬用にされていたという説がある程重宝されて来た植物です。
ナンテンの葉は滋養強壮剤としても使われており、様々な事に利用されている植物です。
花は白い控えめな花を咲かせますが、沢山の花が密に咲くので美しいです。
この白で控えめな花は、日本人の好みのお花でしょう。
縁起が良い木とされ、和風のお庭ではよく見かける樹木です。
とても丈夫で生育がしやすい植物なので、初心者にもオススメの植物と言えるでしょう。
ナンテンの生育
生育環境
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ナンテンは基本的に日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。
強い西日が当たるような場所は嫌いますが、半日陰のような場所でも元気に育ちます。
極端に乾燥するような場所は避けるようにしましょう。
土壌については、土はそれ程拘りません。
ですが、通気性、水はけがよく、適度な湿度を保つ肥沃な土を好みます。
植え付け時にバーク堆肥や腐葉土をしっかり混ぜておきましょう。
水はけの悪い場所に植える場合は、しっかりと土壌改良を行うようにしましょう。
管理について
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水やり
植え付けから根付くまではしっかりと水を与えるようにしましょう。
根付いてしまえば庭植えの場合は、基本的に水やりは不要です。
鉢植えでは、夏期に水切れを起こさないように注意し、適宜水やりをします。
特に夏場は植物の状態を見ながら水やりを行うようにしましょう。
肥料
庭植えの場合は、冬に鶏ふんなどの有機質肥料と緩効性の化成肥料を混合したものを与えるようにします。
また、鉢植えでは植え替え時にカリ、リン酸を多めに含む肥料を用土に混ぜると良いでしょう。
植物の状態を見ながら肥料を与えるようにしましょう。
病気と害虫
ナンテンの代表的な病気は、モザイク病、すす病などがあります。
葉が縮れてモザイク状になるモザイク病が発生することがあります。
またカイガラムシにともなってすす病が発生することがあります。
見つけたら植木屋に相談するようにしましょう。
害虫については、アブラムシの被害があります。
見つけ次第殺虫するか植木屋に相談しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
縁起の良い植物として親しみの深いナンテンを紹介しました。
和風のお庭の方は、お庭に脇役として植えてみてはいかがでしょうか?(*^^*)
さて次回は、お寺や施設などのシンボルツリーとして利用されるタイサンボクを紹介します。
庭木として植えられる事も多く、雄大なイメージの樹木です。
是非参考にしてみて下さい(*^^*)
本日も最後までご覧いただきありがとうございました\(^^)/
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