植物の水やりについて~秋、冬編

庭師の道具箱(ブログ)

本日もご覧いただきありがとうございます(^^♪

年末になり街が慌ただしくなってきましたね。そんな車の利用者も増えるこの時期に、おもしろいニュースを見ました。

岡山県のニュースですが全国で初めて鬼退治ボックスという窓口を設置するとのこと。

これが何かというと、最近社会問題になっている危険運転やあおり運転の情報やドライブレコーダーぼ映像を提供してもらう。という物らしいです。

詳しくは岡山県警のホームページを見ると知ることが出来ます。

その情報提供は捜査に役立てられるらしく事件を未然に防いだり、危険運転の減少を目指すという事みたいです。

車の運転マナーがとても悪いと言われる岡山県ですがこういう取り組みで残念な事件が減ったり、事故が未然に防げると良いですね。

僕も軽トラに乗っていて煽られたり、事故寸前の危険な運転に合う事も少なくないのでこういう政策は賛成です。

自分も年末に向けて気を引き締めて安全運転に努めたいと思います。

さて今回は、植物の水やりについて書いていこうと思います。

花の苗屋さんでは、「水やり三年」と言われるくらい奥の深い水やりです。

お家の植物が枯れてしまった原因は、実は水やりの仕方が悪かったからかもしれません。

正しい水やりの方法を覚えていきましょう。

それでは説明していきたいと思います。

水やりの知識、上げ方

この記事は秋から冬にかけての寒い時期の水やりについてです。

室内に鉢の水やりと、野外の水やりでは方法が少し変わってきますが今回は野外の水やりについて書いていきたいと思います。

まずこの時季の水やりは基本的には毎日やる必要は無いと思います。よく勘違いされるのが空気が乾燥しやすい時季だから、土も乾燥しやすいと思われている方が多くおられますが、これは間違いです。冬は寒さから土は乾きにくく、表面が乾いているように見えても土の中は湿っていることもよくあります。

なので木は土の中の状態を確認するか、表面が乾いてからすぐに水を上げず二日程待ってから水を上げるようにしています。

次に水を上げる時間帯です。

時間帯は冬の寒い時季ですので、気温の比較的高い日を狙って、なおかつ気温の上がる時間帯に水やりをするのが一番良いと思います。

冬は朝晩の冷え込みで土の中もキンキンに冷えてしまい、水分が残っていると凍ることも少なくありません。植物は根が冷えてしまうと、水を上げる吸水がとても悪くなってしまいます。

ですので日が落ちる前や、気温が上がる前の水やりは控えましょう。

水やりの量ですが、これも皆さん勘違いされやすいですが、しっかりたっぷっり上げてください。よくあるのが表面の土が湿ったら水やりをやめる方がいるのですがこれは間違いです。

それでは湿っただけで水の量が全然足りていません。

ですので水やりの時にはしっかり上げるようにしましょう。

豆知識とまとめ

ここで庭師の豆知識をお伝えしていこうと思います。

良く女性の方に多いご相談が、沢山毎日水やりをしていたのに、植物が枯れてしまった。というご相談です。

これはほぼ水のやりすぎによる根腐れが多いかと思います。植物は根で酸素と水を吸い上げるのですが、根腐れを起こすと酸素が吸えなくなり窒息状態になります。窒息状態になると、まず葉が変色しどんどん瀕死状態になってきます。

早く気づいて処置をすれば再度元気になりますが、ここでも勘違いされる方が多くいます。

それは、水が足らず枯れ始めたと思いさらに水を上げてしまいます。これが決定的となり植物が枯れてしまうことが多いです。

ここまで書いてきてお気づき頂けたでしょうか。

やはり生き物なので、人間に似ているのです。人間がいつも健康状態を気にするように、植物も健康状態に気を付ける必要が有るので、知識を付けてお世話をしましょう。

植物も人間と同じと言いましたが、人間に「過保護」という言葉が有るように植物も過度に肥料を与えたり、水を頻繁に上げすぎると環境変化に対応しにくくなったり、生育が遅れたりなどとても弱く育ちます。

ですから僕は、お客様には過度に手をかけるのはやめましょうとお伝えしています。

大切な植物を正しい知識で生育していくことが大切です。

いかがだったでしょうか?

簡単なようで難しいのが水やりです。物ではなく植物は生き物ですので、大切に健康状態を管理してやってください。

次回は、最近オリーブと並んで人気の高いシマトネリコについて特徴や気を付けるべきことなどについて書いていきたいと思います。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました(^^♪

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