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今日の現場は、岡山駅前だったのですが、紅葉も終盤で落葉がかなり激しくなっつてきましたね。岡山駅前といえば岡山のシンボルツリーともいえるユリノキが桃太郎大通りに並んでいます。
この時季には、黄色に黄葉してとても綺麗なのですが同時に落葉の問題も出てきます。
駅前の店舗さんはさぞかし迷惑で困っていると思います。
個々に色々な意見が有ると思いますが、岡山県もしっかりとこの問題を考える必要が有ると思います。それはそれはとんでもない量の落葉なので僕がお店を構えていたら毎日大変だと思います。
街路樹という文化をもっと皆さんに広く理解していただき、大切にしていただく。
その為には、色々な問題を一つ一つ解決していく事が大事なのではないでしょうか。
僕も庭師としてしっかりと向き合っていきたいと思います。
さて今回は、オリーブなどに並んでとても人気の植物、シマトネリコについて書いていきたいと思います。
最近、見ない日はないくらい色々な場所に植えられている樹木なのでこの記事をご覧の方の中には、すでに植えられえている方もいらっしゃるかと思いますが、庭師の目線から、生育過程で気を付けたほうが良いことなども書いていこうと思いますの参考にして頂けたらと思います。
それでは早速やっていきましょう。
シマトネリコの性質や特徴について
適した環境について
まずシマトネリコが育つ為の適した環境について説明していきたいと思います。
基本的にどんな土地でも根付きやすい比較的強い植物だと思います。もちろん日当たりの良い明るい場所を好みますが極端に水はけが悪い場所やジメジメした場所でなければ大丈夫だと思います。
寒さにはあまり強くはないですが、仮に岡山ぐらいの気候ですと一年を通して問題ないかと思います。ただし暖かい所を好みます。
適した管理方法について
どの樹木もですが、植え付け直後は水はたっぷり上げてください。どんな土地にも根付きやすい植物ではあるので水やりにはそんなに神経質になる必要はないと思います。ある程度育ってからは特に水やりの必要は無くなります。
かなり強い樹木だと思うので特別、肥料の必要は無いと思います。
病気や害虫の心配について
特に心配したり対策することはないと思います。そういった意味では非常に手のかからない植物と言えます。
特徴について
シマトネリコは常緑樹です。5月下旬から7月頃に枝に小さな白花がまぶるように付き、やがて種が見られるようになります。
街路樹にされている県も有りますが、庭木として植えられるのは、数本の幹が立ち並ぶ株立ち仕上げの方がボリュームも多く見えて人気が有ります。
シマトネリコを植える上での注意点
場所選び
シマトネリコの植え付けで気を付けるべきは、場所選びだと思います。非常に生育が早く見る見るうちに大きくなり、根の張りも非常に速いです。
ですので狭い場所に植えるのはオススメしません。それから上空の低い位置に電線が有ったり、アンテナが有るような場所では鑑賞してしまう可能性があるため避けるようにしましょう。
剪定について
先程書いたように、非常に生育が早い植物ですので伸びた枝が気になると思います。しかし、枝を切れば切るほど幹は太くなります。さらに、むやみやたらに剪定をすると基本的な涼し気な樹形が簡単に壊れてしまうので庭師などのプロに頼むことをオススメします。
そういった意味では、手入れが必要な樹木だと思います。
管理しやすいのは鉢植え
シマトネリコを管理する上で、広い場所がないや、大きくなりすぎると困る場合などは鉢植えをオススメします。
鉢に植えておくとある程度、成長は抑えられますし、管理はしやすいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
最近ホームセンターなどで苗木が安く手に入り、涼し気な生成りから非常に人気のあるシマトネリコですが様々な特徴を持っています。
色々と性質や特徴を理解したうえで購入し最後まで管理するようにしましょう。
庭師の目線からみると、簡単に手に入りますが、非常に手ごわい樹木だと思います。
さて次回はハナミズキについて書いていきたいと思います。
四季を通して見所満載な樹木なので愛好家の方も多いのではと思います。
そんなハナミズキの魅力をご紹介します。
本日も最後までご覧頂き有難うございました(〃ω〃)
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