シロヤマブキという植物

庭師の道具箱(ブログ)

今日もご訪問いただきありがとうございます(*^^*)

最近は以前も紹介したように、おうち時間が増えた事により読書をする事が増えました。

個人的にはとても楽しい時間な訳なんですが、読書をしていると考える事が出来ます。

上手く言えませんが、時間がゆっくり流れるというか余裕が出来るというか。

本に入り込んで読み漁る方が普通だと思うのですが、僕はそんな本の読み方です。

そこで、このコロナで暗いニュースばかりの世の中で急によく聞くようになった言葉が「困った時はお互い様」

最近とてもよく聞くようになりました。

この言葉って噛み砕くと、1人じゃないよ。ともとれますよね。

また、支え合いましょう。という意味合い。

日本人特有の考え方なのかどうか分かりませんが、何か良いなって思います。

この暗い状況が早く明るくなれば良いなと思います。

そんな毎日を過ごす中で僕が心掛けている事があります。

それは、「過去を輝かせるのは未来」だという事。

この暗い状況の「今日」を輝かせるのは「明日」の自分の行動だと思っています。

この積み重ねが毎日を輝かせる事に繋がる、そう思っています\(^^)/

この苦しい時期だからこそ出来る事にしっかり目を向けて頑張りましょう(*^^*)

さて今回は、原産地が日本で絶滅危惧種にも選定されているシロヤマブキについて書いていきたいと思います。

絶滅危惧種とはいえ、挿し木や実生で繁殖できる為、流通しています。

庭木にもオススメですので、是非参考にしてみて下さい(*^^*)

それでは早速やっていきましょう\(^^)/

シロヤマブキの生態と魅力

シロヤマブキの生態

シロヤマブキは日本が原産の落葉性に分類される低木です。

シロヤマブキが自生している地域は、岡山県の石灰岩地です。

環境省レッドデータブックに絶滅危惧IB類(EN)として記載されています。

絶滅危惧種に選定されていますが、挿し木や実生での繁殖が出来るので庭木として流通しています。

アメリカなどでも一般的な庭木として植栽されます。

シロヤマブキの開花期は4月~5月です。

開花期になると新枝の先に、花径3~4㎝程度の白い花を一輪咲かせます。

園芸品種の流通は無く、基本種である白花品種のみが流通しています。

シロヤマブキの魅力

シロヤマブキの魅力は、まずは4枚の花弁からなる白く品のある花ではないでしょうか。

とても上品で綺麗なので使い勝手が良いです。

シロヤマブキの大きさは低木で、庭植えに適しているのも魅力的です。

比較的管理がしやすい植物ですので、どんなお庭にでも植える事が可能です。

また、耐暑性や耐寒性も優れており丈夫な為、初心者にも生育しやすい植物です。

実も付け、秋には紅葉する通年通して楽しめるのもシロヤマブキの魅力ではないでしょうか。

シロヤマブキの生育

生育環境

シロヤマブキは基本的に日当たりがよく、風通しのよい場所を好みます。

ですが自生地は日陰のような場所に自生しているので、半日陰か日陰も適しています。

シロヤマブキの弱点は乾燥です。

そのため、西日のような陽射しの強い場所は、避けるようにしましょう。

したがって、シロヤマブキの育てる場所は、やや湿気のある半日陰の場所が適しています。

土壌については、土はよく肥えた土を好みます。

植え付け時にバーク堆肥などの有機物を混ぜると良いでしょう。

水持ち、水はけも大切ですので気を付けるようにしましょう。

管理について

水やり

植え付けから根付くまではしっかりと水を与えるようにしましょう。

根付いたら庭植えの水やりは、よほど乾燥しなければ、降雨だけで十分です。

ですがシロヤマブキは乾燥を嫌いますので、夏場の炎天下が続くような時は、水切れに注意する必要があります。

朝夕の涼しい時間帯に水やりを行いましょう。

鉢植えの水やりは、用土の表面が乾いたら、たっぷりと水をあげてください。

肥料

庭植え、鉢植えともに、2月に寒肥をします。

肥料は、分解が遅い固形の油粕や骨粉などの有機物を混ぜ込んだ物が良いです。

肥料をやるときは、なるべく根にかからないようにしましょう。

植物の状態を見ながら与えるようにしましょう。

病気と害虫

シロヤマブキはごく稀に、うどんこ病にかかる事があります。

湿度が上がると発生しやすいので、梅雨時期などは気を付けましょう。

害虫については、基本的には心配ありません。

病害虫に強い事も、庭木として扱いやすい理由ではないでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか?

一般的なヤマブキと違った魅力を持つ、シロヤマブキについて紹介しました。

低木をお探しの方は、オススメの植物のひとつです。

是非検討してみてはいかがでしょうか?(*^^*)

さて次回は、葉の形が亀の甲羅に似ている、オオカメノキについて紹介していきたいと思います。

花も綺麗で紅葉も楽しめる植物です。

是非参考にしてみて下さい(^^♪

本日も最後までご覧いただきありがとうございました(^_-)-☆

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